【剪定の時期は何時が良いの!?】種類別の選定時期と剪定方法【まとめ】

剪定をしようと考えているけど、何時剪定をすれば良いか良く分からないという方も多いのではないでしょうか!?剪定は、植物や樹木の種類により、その剪定時期や剪定方法が異なります。そこで今回は、植物や樹木別の剪定時期と剪定方法について【まとめ】てみました。

剪定時期とは

樹木などの成長を促し、害虫から実を守るために必要なのが剪定です。剪定をしないで放置していると、樹木が思ったようには育ってくれません。できるだけ大きく育てるためにも剪定は必要なことです。ただ剪定をするのではなく、それぞれの樹木の種類などによって剪定の時期は変わってきます。それぞれの最適な剪定時期を知っていれば、自宅でも簡単に剪定できます。

基本の剪定時期

  • 夏季剪定

  • 冬季剪定

  • 刈り込み


夏季剪定

樹木の剪定をするときに、季節毎にベストな剪定時期というもがあります。一般的にベストな剪定時期の中で夏季剪定というのは広く知られています。夏季に剪定するのは、伸びすぎた枝や葉っぱを切り落としていく作業がメインになります。あとは日光をしっかりと当てるように無駄な枝や葉っぱを切り落としていきます。

冬季剪定

同じ剪定でも冬季は夏季とは若干意味合いが違います。冬は樹木が枯れてしまって枝だけになっている場合が多く、翌年の春の準備をするのが冬季剪定の役割です。春に備えた剪定がメインの作業です。5月に新芽が出るような樹木は、3月頃に剪定を行います。

刈り込み

刈り込みという剪定は、家庭の庭などの樹木などの形成を行う剪定がメインの作業となります。新芽の元から刈り取っていき枝数を減らす作業がメインです。通常の剪定とはちょっと意味合いが違う剪定となります。

樹木別の最適な剪定時期

  • 針葉樹

  • 落葉樹

  • 常用樹


針葉樹

針葉樹の剪定を行う場合、基本剪定は4月から5月というのが剪定に適した時期です。軽剪定は10月から11月というのが剪定の時期です。

落葉樹

落葉樹の剪定を行う場合、基本剪定は11月中旬から2月というのが剪定に適した時期です。軽剪定は7月中旬から8月というのが剪定の時期です。

常用樹

常用樹の剪定を行う場合、基本剪定は5月から6月というのが剪定に適した時期です。軽剪定は、9月から10月というのが剪定の時期です。

剪定する枝はどんな枝なの?

  • 徒長枝

  • 立ち枝

  • 平行枝

  • 逆さ枝

  • からみ枝

  • 交差枝

  • 幹吹き

  • ヒコバエ


徒長枝

徒長枝の場合は、勢いがよくて伸びすぎてしまっている枝を剪定します。伸びすぎた枝は樹木形を崩してしまい美観をそこな合うので枝を切り落とします。

立ち枝

立ち枝の場合は横に張らないで縦に伸びきってしまった枝を切り落とす作業のことです。立ち枝は徒長枝の一種です。

平行枝

平行枝の場合は、枝の脇から並行して横に伸び出しているもので、景観を損なうため余分な枝を剪定して切り落とします。

逆さ枝

逆さ枝の場合は、通常の枝の生え方とは違う方向に向いて伸びている枝のことで、向きが違う枝は景観を損なうので剪定して切り落とします。

からみ枝

からみ枝の場合は、ある枝が他の枝と絡み合っているようなもので、そのままにしておくと枝同士がぶつかってから、傷つけ、景観を損なうので剪定して枝を切り落とします。からみ枝は基本根元から切り落とすのが一般的です。

交差枝

交差枝の場合は、枝が他の枝と絡み合って伸びてしまったもので、ほおっておくと枝同士が擦れ合い傷つけてしまいます。見た目の景観上必要ではない枝を根元から切り落とします。

幹吹き

幹吹きの場合は、幹の途中から伸びている細い枝のことで、そのままにしていると幹の成長を妨げてしまう可能性があるので、バッサリと切り落とします。

ヒコバエ

ヒコバエの場合は、幹の根元から左右に広がって生えている若い枝で、そのままにしていると幹の成長を妨げてしまい、景観も損なうので切り落とします。切り落とすときは根元から切ります。

実際の剪定方法

  • 切り返し

  • 切詰め剪定

  • 枝おろし剪定

  • 枝抜き剪定

  • 刈り込み剪定


切り返し

剪定方法で切り返しというのは、古い枝を切り落として分岐している若い枝を残す剪定方法です。樹木全体が大きくなりすぎてしまい樹木をまとめるときにこのやり方で剪定します。残した樹木や果実の成長を促す効果もあります。

切詰め剪定

切詰め剪定は、伸びすぎた若い枝や古い枝の先端部分を落としていき、全体の形をまとめていきます。切るときは目の上3mm程度のところから斜めに切るのがポイントになります。そのまま放置していても枯らしてしまうだけなので、剪定して勢いを損なわないようにします。

枝おろし剪定

枝おろし剪定は、太い枝を根元からのこぎりで上下に切込を入れて切り落としていきます。切り落とした切り口には腐敗しないようにペンキか抗菌癒合剤などを塗ります。腐敗防止を行うのがポイントです。

枝抜き剪定

枝抜き剪定は、入り乱れた枝の中から不必要な枝を選んで、1枝ずつ丁寧に切り落していきます。剪定バサミで簡単に切り落とせます。無駄な枝を切り落とすことで樹形を整えて太陽を樹木全体に均等に当たるようにします。樹木の成長を促します。

刈り込み剪定

刈り込み剪定は家庭の庭園などで庭師がよく行う樹木の形を整える作業です。刈り込みバサミや電動バリカンを使って、景観が良くなるような綺麗な剪定を行います。庭師の腕の見せどころです。

樹木や植物の種類別の剪定時期10選

  • アジサイ

  • ウメ

  • カイドウ

  • キンモクセイ

  • コデマリ

  • サクラ

  • サザンカ

  • サルスベリ

  • モクレン

  • レンギョウ


アジサイ

花が咲いた後、花の下の部分の3枚ほど残して残りをすべて剪定します。秋よりあとに剪定をすると花がつきません。

ウメ

花が咲いたあとに直ぐに剪定します、枝の葉を数枚残して残りは外芽の上で剪定します。

カイドウ

花が咲いたあと直ぐに剪定します。休眠期には発芽確認してから枝元4~5芽だけ残して残りを切り戻しします。

キンモクセイ

花が咲いてから春にかけて剪定可能です。夏場に剪定すると枝が枯れてしまうことがあります。春先までには剪定をするようにします。

コデマリ

コデマリだけは花が最終わってから剪定します。剪定するときは、枝が分かれている部分で剪定します。

サクラ

枝を長く切りすぎると桜の本体を弱らせる恐れがあるので、出来るだけ短めに剪定するようにします。

サザンカ

花が咲いてから春先までが剪定できます。刈り込んで綺麗に仕立てるのは3月下旬から4月下旬にかけて行いましょう。

サルスベリ

百日紅の剪定は3月頃に行うのが最適な時期です。冬に剪定すると枯れてしまうことがあります。

モクレン

木蓮の剪定は、花が咲いたあとか休眠期に枯れた枝や徒長枝を取り除くことで樹形は整います。剪定は枝の付け根の部分から行います。

レンギョウ

最後にレンギョウは、花が咲いたあとに混んでいる枝や伸びすぎた枝を付け根の部分から剪定するとキレイになります。秋以降の剪定は花芽を失うおそれがあるので注意が必要です。


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