【竹の伐採方法】準備・時期・道具・切り方【まとめ】

竹が生え過ぎて困っていると言う方もいらっしゃるのではないでしょうか!?そこで今回は、その竹の伐採方法について最適な時期、伐採方法、おすすめの道具等について【まとめ】てみました。

竹の伐採時期はいつがいいの?

竹と言えばすぐに増えてしまって、タケノコの時に取り除いていかないと、あたり一面に竹が生えてしまって取り返しのつかないことになります。そうならないようにするためには、タケノコの時に取り除いておく必要があります。取り忘れてしまった場合は、竹になってから伐採をしなければいけません。 実際に竹の伐採をする場合、いつすればいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。竹の伐採に最適な時期と言えば、9月中旬から11月にするのが最適です。なぜなら、この時期の竹は休息時期となっていて、樹液が一番少ない時期で伐採した後に腐りにくく虫も付きにくいからです。

竹の伐採のやり方

  • 竹の伐採で準備するもの

  • 竹の伐採は斧それとものこぎり?

  • 竹の伐採のルール

  • 竹の伐採の順番


竹の伐採で準備するもの

竹を伐採するときに準備する道具として、まずはのこぎりです。斧でもよさそうですが、斧の場合、切るときに滑ってしまって怪我をする可能性が高くなります。あとは、服装の準備となります。服装は、長袖長ズボンを着用で、蚊や虫などに刺されないようにして、怪我をしないようにするために必要です。足元は長靴を履いてゴム手袋をしてから伐採します。

竹の伐採は斧それとものこぎり?

竹の伐採で使う道具として斧とのこぎりは必需品ですが、どちらを使って伐採することが多いのでしょうか?両手に持っていくのは面倒なのでどちらか片方だけでいいのではないかと思う人も多いのではないでしょうか。

竹の伐採のルール

伐採したらいけない竹というのは決まっているわけではありませんが、伐採後に再利用することを考えれば、5年以上成長している竹を切るのがベストです。5年以上成長していると、伐採後に竹細工などに使うには最適な竹になります。竹の種類によっては3年以上で伐採したほうが良いというものもあります。

竹の伐採の順番

竹の伐採にはルールがあり、たくさん生えている竹の中でも親竹というものがあり、親竹から多数根が出てたくさんの竹が成長しています。竹を伐採するときは、この親竹を切ってしまわないようにしなければいけません。できるだけ親竹を残して、周りの竹を切るようにします。親竹を残しておけば、来年も生きのよい竹が生えてきて数年後に2次利用できる最高の竹に成長してくれます。

竹の切り方

竹の伐採をするときには、竹の切り方というか竹林をどのように切っていくかという順番も重要です。手当たり次第に切っていくのではなく、斜面に竹が生えている場合は上から順番に切っていきます。そうすることで切るときにけがをしないようにできます。 実際に竹を切るときにのこぎりを使う場合は、根元から真横に切り込みをいれて切っていきます。斜めに切られている竹をよく見かけますが、斜めに切るのは斧を使って切る場合です。

●伐採した竹には最適な保管方法がある

  • 保管する前にするべきこと

  • 油抜きをする


保管する前にするべきこと

切った竹を保管して2次利用したい場合は注意が必要です。切ってからそのまま放置していると、腐りやすく害虫の餌食になりやすいので切った後は、保存するための作業が必要になります。まずは切った竹を2.3か月間陰干しします。最後に油抜きをするのですが、油抜きをする前に陰干しをしておくのが重要です。

油抜きをする

陰干しをしてから次に油抜きをしていきます。油抜きをするのには炭を竹の表面に塗るか、竹の下側の切り口から火であぶっていけばできます。伐採した竹の量が少ない場合は、炭を塗るのがお勧めです。炭を塗ると、灰のアルカリ成分と竹が反応して表面の川が剥がれます。皮が剥がれると内部の油分が外側に出てきます。これで油分をきれいに抜き取ることができます。塗った灰はふき取っても良いですし、そのまま使っても問題ありません。その後の保管ですが、野ざらしはよくありません。雨をしのげるような屋根付きの下に置いてから保管することで、使うときに立派な竹として利用できます。

まとめ

まとめ
いかがでしたか!?今回は、竹の伐採方法について【まとめ】てみました。自分で作業も可能ですが、近くの植木屋さんや専門業者に依頼すると、効率よく作業を行ってくれます。