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庭掃除(選定)は植物を病気から守る
庭の庭掃除や庭木の剪定を行う目的は、外観を綺麗に保つ事の他に、植物(植木)を病気から守ることと、害虫から守ることの2つがあります。植木は、病気や害虫に侵されると枯れてしまいます。なぜ庭掃除をすると植木(植木)は病気にならないのか
庭掃除は主に雑草の刈り取り作業になりますが、この雑草を除去することで、植木等のの成長が健全になります。これにより、植木も病気にかかり難くなる効果があります。植木の病気は知らないうちに発症します。一度病気が発症してしまうと対処が難しくなる場合があります。従って、病気になる前に対策が必要になります。 植木が病気にならないようにするには、植木の剪定が必要です。植木を生え放題にしていると風通しが悪くなり病気の原因になります。枝が多くなると葉の枚数も多くなり、枯れ葉の量が増えます。落ち葉が増えれば、害虫の住処にもなりやすくなります。できるだけ植木の枝数を少なくして通気性を良くしておくことが病気対策にもなりますし、害虫対策にもなります。庭の植木がかかる病気
ウドンコ病
サビ病
炭そ病
すす病
てんぐ巣病
葉ふるい病
もち病
ウドンコ病
ウドンコ病は、茎や葉に白い粉を吹き付けたような状態になり葉が委縮したりして悪い影響を与えます。植物自体の成長を損なう可能性があります。サビ病
サビ病は、サビキンというものが植物に寄生することで起こる病気です。寄生する植物によって寄生する種類が違います。日本では750種類のサビキンがいます。サビキンに寄生されると葉にさび色に変色して葉が枯れたように変化します。炭そ病
炭そ病は、初期症状として葉や茎に灰褐色や黒褐色の反転が出ます。少し窪んだ状態になる円形の病斑を生じる病気です。症状が進行した場合斑点の中心部が灰色になり、発病した部分は枯れてしまいます。そのため植木などで発病した場合、枯れてしまい果実などの場合は、実が腐ってしまいます。春から秋にかけて発生しやすくなっていて、特に高温多湿の時期に発生します。すす病
すす病とは葉っぱや花、そして実などに黒い斑点や黒住が出る病気です。光合成ができなくなって枯れてしまいます。すす病の原因としては害虫のカイガラ虫によるものです。カイガラ虫を除去できれば、すす病を発症することもほとんどありません。すす病を発症した場合は、発症している葉や実を取り除かなければいけません。予防法としては殺虫剤を月に数回散布することで予防できます。てんぐ巣病
てんぐ巣病とは、枝の一部分から糸状菌と葉が淡い黄色になるファイトプラズマの2種類があります。糸状菌の場合は進行すると一カ所からたくさんの小枝が出てきます。ファイトプラズマが進行すると、株が萎縮し、てんぐ巣状の小さな葉になります。病名の由来は天狗の住処に似ていることからそう呼ばれています。てんぐ巣病を発症すると、花芽が付かなくなり植木の成長を妨げてしまいます。葉ふるい病
葉ふり病とは、栄養失調や根が枯れてしまって枝葉も枯れてしまう症状です。一度発症すると毎年発症する症状です。水を与えすぎると発症することもあります。もち病
もち病とは初期症状では、葉などが淡い緑色や黄緑色の小さなふくらみができます。症状が進行すると、新葉が通常の何倍にも拡大して白い粉を吹いたようになることもあります。植木の害虫
カイガラムシ
アブラムシ
ㇵダニ