【みかんの剪定方法】時期・種類・やり方(方法)


みかんの剪定は必要なの?剪定する前の準備

普段みかんをほったらかしにしている人は多いのではないでしょうか。みかんの剪定は必要なのでしょうか?実際にみかんの剪定は2つの理由で必要です。その2つの剪定理由には、日あたり・風通しが重要です。甘くておいしいみかんを育てるには日あたりを良くしなければいけません。そして、害虫や病気から樹木を守るために風通しは重要です。成長させるには日あたりを良くして、病気から身を守るためには風通死を良くしなければいけません。そのためには、剪定は重要です。

みかんの剪定にはポイントがある

みかんは放置していると四方八方に枝や葉が伸びてしまい病気や害虫の被害にあってしまいます。そうならないようにするためには、約1割の枝や葉をカットしていきます。いろんな生え方をしているので、生え方に合わせた剪定を行わなければいけません。

●みかんの剪定をする時期は春それとも冬?

  • みかんの剪定のおすすめの時期

  • みかんの成長を妨げる枝

  • みかんの成長に合わせた剪定


みかんの剪定のおすすめの時期

みかんの剪定時期は、新しく花が咲く時期が4月なのでその前に行う必要があります。実が成るのが10月から12月なので、そのあとの2月.3月が適切な剪定時期です。この時期に剪定することでみかんの大きさを調整する役目もあります。

みかんの成長を妨げる枝

みかんの剪定は、いろんな要因があります。枝の剪定を行うときに選ばなければいけません。その枝には枯れた枝・切り口から生える枝・木の内側に生える枝・向きがばらばらの枝・1本の枝から複数出ている枝などがあります。
枯れた枝
枯れた枝は、放置していると害虫がついてしまったりして他の枝の成長を妨げるので必ず切りましょう。
切り口から生える枝
切り口から生える枝のことを徒長枝と言いますが、徒長枝は木の栄養をかなり奪うので切り落とします。
木の内側に生える枝
木の内側に生えている細い枝などは、ほかの枝を日陰にしてしまって成長を妨げてしまいます。無駄な細い枝は切り落とします。
向きがばらばらの枝
枝の向きが上を浮いていたり下を向いていたりしている場合は、実がなっても小さくてあまり成長しない実になります。残しておいても取り柄がないのと他の枝に栄養を与えるために切り落とします。
1本の枝から複数でている枝
1本の枝から複数の枝が出ている場合、車輪状になっている車輪枝や複数の枝が平行に生えている平行枝などがあり、害虫がつきやすいので切り落としておきます。

みかんの成長に合わせた剪定

みかんの剪定に関する基本的なことを紹介してきましたが、みかんの実がなりやすくするための剪定や日あたりを良くするための剪定があります。
実をつけるための剪定
実をつけるための剪定は、前年に実をつけた枝は翌年実をつけることはありません。そこで、前年に実をつけた枝は切り落とします。
日当たりをよくするための剪定
おいしいみかんを育てるのに一番は日当たりです。日当たりを良くするために重なり、日当たりを妨げる枝は、切り落としてみかんの実の成長を促します。

みかんの剪定をする時期と剪定方法

  • 樹齢2年未満のみかんの剪定方法

  • 樹齢2年から3年のみかんの剪定方法

  • 樹齢4年以上のみかんの剪定方法


樹齢2年未満のみかんの剪定方法

太い枝だけ残して周りの枝は切り落とします。主枝に関しては50㎝の高さにします。

樹齢2年から3年のみかんの剪定方法

樹齢2年目は3.4本の主幹から伸びている枝だけを残して残りをすべて切り落とします。3年目には2年目に残した主幹などをそのままにしておき、それ以外を根元から切り落とします。主幹も枝先から3分の1程度切り落とします。

樹齢4年以上のみかんの剪定方法

4年目になると、すでに花芽がついている可能性が高いので、そのままにしておき、それ以外の枝を枝先から3分の1程度切り落とします。みかんは成り年と不成り年が交互に来るので、成り年の翌年は、不要の枝を切り落とすだけにします。不成り年の翌年は夏枝と秋枝をすべて切り落とします。そうすることで春枝が多く出やすくなります。

みかんの剪定方法

  • 用意するもの

  • 剪定手順


用意するもの

みかんの木の剪定で用意しなければいけない道具があります。軍手・新聞紙・剪定はさみ・ほうき・ちりとりなどが必要になります。

剪定手順

けがをしたらいけないので軍手をします。新聞紙を剪定する木の下に敷いてから剪定後に掃除がしやすくします。最初に成長に悪い枝を剪定はさみで根元から切り落とします。太い枝の場合は枝の根元から切り落とします。切り落としたあとは、切り口から新しい枝が生えてくるので翌年の剪定の時は気をつけましょう。前年に実がついた枝は切り落とします。前年に実がついた枝は実がならないためです。 枝と枝が重なっているものは切り落とします。成長を妨げるので重ね木は切り落とします。親指程度の太さの枝は30㎝、親指と人差し指で輪を作った大きさの枝は60㎝くらいの間隔で上下左右にとれるように切り落とします。日当たりを良くするために日を妨げている葉は切り落とします。全体の1割程度切ります。全体の形を1枚の葉のように剪定します。あとは切り落とした葉や枝を新聞紙でまとめて処理します。

剪定後のケア

剪定した後の手入れも重要で、切り口から枯れたり、病原菌に感染しないように切り口に保護材を塗ります。


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