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ぶどうの木を剪定するときのポイントは
ぶどうの木の剪定をするときのポイントは、品種ごとに剪定方法を変えるということです。剪定するときに枝を切るのは芽の上の部分で切り落としますが、ぶどうの木の場合は安易に切ってしまうと枯れてしまうので、枯れないように芽の部分で切り落とす犠牲芽剪定というやり方が一般的です。ぶどうの剪定時期はいつがいいの
ぶどうの剪定の最適な時期は、1月から2月です。この時期は葉がすべて落ちて枝の成長具合が一番見やすい時期です。剪定するときは枝の太さによって剪定はさみを変えてから切り落としていくと、剪定しやすいので複数の種類の剪定はさみを用意しておくようにします。また、1月から2月は寒いので防寒対策をじっかりとしてから剪定しましょう。 剪定者の体調を考えると、高齢者が剪定を行うときは、脳出血や脳梗塞などになりやすい寒い1月から2月の時期は避けて12月中に剪定をすることも可能です。ただし、3月までには剪定を完了しておけなければいけません。ぶどうの木の剪定方法
1年目のぶどうの木の剪定方法
2年目のぶどうの木の剪定方法
3年目のぶどうの木の剪定方法
1年目のぶどうの木の剪定方法
1年目と言えば植え付けを行う時期で、株の成長を促すために樹高を整える必要があります。樹高の高さは地植えと鉢植えで若干違います。地植えの場合は、地面から60㎝のところで水平にカットします。鉢植えの場合は、地面から30㎝の高さで切り落とします。切り口には癒合剤を塗ると病気防止対策になります。2年目のぶどうの木の剪定方法
2年目の剪定では、地植えならばフェンスを使った垣根仕立てにするか、支柱を刺して一文字仕立てにします。鉢植えならばあんどん仕立てにします。仕立てるときに弱っている枝や葉はカットして樹木の成長をできるだけ促すようにします。3年目のぶどうの木の剪定方法
3年目になると樹形がきれいに整ってくるので、品種に応じた剪定を行います。巨砲やピオーネなどの木の勢いが強い品種の場合は、実が成った枝に長梢剪定と言って、4~8芽だけを残してから先端部分を切り落としていきます。デラウェアなどの勢いが弱い木には短梢剪定を行います。ぶどうの木の剪定の種類
短梢剪定の方法
中梢剪定の方法
長梢剪定の方法
二芽剪定の方法