【梅の剪定】時期・種類・やり方(方法)


梅の成長過程を知ろう

梅の剪定を行う前に、梅の剪定に適した時期などを知るためには梅の成長過程を知っておく必要があります。梅は2.3月に開花して、6月には実が成ります。その後10月から12月が梅の葉も落ちて休眠期間に入ります。

梅の剪定方法について初心者でもできるやり方

梅の木の剪定を初めてする人がこれだけは注意しておかなければいけないことがあります。梅の木の花後だけは絶対に剪定しないことです。逆に言えば、花後以外であれば、いつ剪定しても大丈夫ということになります。

梅の剪定はする必要があるの

  • 梅の剪定は必要かそれとも必要ないの?

  • 梅の剪定に適した時期とは

  • 梅の剪定で気を付かなければいけないこと


梅の剪定は必要かそれとも必要ないの?

梅の花をきれいに咲かせて、栄養が行き届いた実を成らすためには剪定をしなければいけません。剪定をしなければ、花があまり咲かなかったり、実に栄養がいかなかったりと折角の梅の木をダメにしてしまいます。

梅の剪定に適した時期とは

梅の剪定を行うのに適した時期と言えば、成長過程も考えると春・夏・冬の3回剪定するのが理想的です。それぞれの時期で剪定の仕方が若干変わります。春の4月に行う剪定は花後の剪定となり、太い絵仇をいって新しい枝から芽吹かせします。2回目の7.8月の剪定は美しい実をできるだけ多く成らせるために長枝など無駄な枝を切り落とします。3回目の10月から12月の剪定では、梅の樹形を整えるために行います。

梅の剪定で気を付かなければいけないこと

剪定をするときは、尖った枝などが地面に落ちている可能性があります。その尖った枝でけがをしないように、靴底の厚いものや長靴を履いてから剪定作業を行います。ことわざに「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」などがあるように、梅の剪定は必要不可欠で放置しておくと伸び放題で樹形も悪くなり実に栄養も十分にいかなくなります。

梅の剪定道具は何が必要でけがをしないポイントは

  • 梅の剪定で必要な道具

  • 梅の剪定の時に注意すべきポイント


梅の剪定で必要な道具

梅の剪定をするときに必要な道具として、三脚・剪定はさみ・のこぎりは用意してから剪定します。細い枝は剪定はさみで切り落とせますが、太い枝はのこぎりでなければ切り落とせません。

梅の剪定すべき枝と注意すべきポイント

梅の木の枝の剪定にはいくつかポイントがあります。樹形を乱したり、害虫の餌食になったりと梅の幹に害をもたらすような枯れ枝・伸びすぎた枝・交差した枝・木の内側に伸びた枝は切り落とさなければいけません。剪定作業するときは鋭い枝先などでけがをしないように、長袖・長ズボンを着て作業します。
枯れ枝の剪定
枯れた枝は梅に限らず切り落とします。そのままにしていると害虫の餌食になって周りの正常な枝にまで影響してしまいます。そうならないようにするためには、枯れ枝は必ず切り落とします。
伸びすぎた枝の剪定
梅の木全体を見て、伸びすぎている枝は樹形上悪い景観なので、切り落とします。特に切り口から90度で伸びている枝には実がつきにくいので切り落とします。
交差した枝の剪定
交差している枝は、どちらか片方を切り落としてから日当たりを確保して風通しを良くしておきます。梅の成長に直接影響するので、全体をよく見て剪定作業を行います。
木の内側に伸びた枝の剪定
木の内側に伸びている枝は、そのままにしていると幹を傷つけたり日当たりを悪くしたりするので根元から切り取ります。この作業のことを「間引く」といいます。

●梅の剪定方法は梅の年齢によっても変わる

  • 1年目の梅の剪定方法

  • 2年目の梅の剪定方法

  • 3年目の梅の剪定方法

  • 4年目以降の梅の剪定方法


1年目の梅の剪定方法

梅の剪定で、1年目にしなければいけない作業として、9月から11月の時期に地面から30㎝から60㎝の長さで切り取り、苗木の成長を促して翌年大きく育つようにします。

2年目の梅の剪定方法

2年目には梅の木らしく成長し始めている時期で、幹から3本の枝のみ残してから他の枝を切り落とします。残した枝からは細い枝を3本ほど生やすように剪定します。最後に細い枝の約3分の1は切り落とします。

3年目の梅の剪定方法

3年目になると。梅の木らしく成長しているので、無駄な交差している枝や下向きに生えている枝などを切り落として樹形を整えます。12月.1月に枝全体が上向きに生えていくようにカットしていきます。

4年目以降の梅の剪定方法

4年目になると樹形をきれいに整える剪定作業がメインになります。6.7月に小枝を軽く切り落としてから、内側に生えている枝など根元からきれいに切り落とします。あとは、1年間で1m以上伸びる枝は翌年に実をつけないので切り落とします。 10月から12月の剪定は重要でこの時の剪定は樹形を整えるだけではなく、花や実のつきを良くするための剪定でもあります。複雑に込み合っている枝はきれいに切り落として、発芽の確認作業も行います。残した枝は、5.6芽を残して他は切り落とします。太い枝を切り落としたときは切り口に癒合剤を塗ります。

梅の剪定に適した時期

梅の剪定をするのに適切な時期とは梅の年数によってもだいぶ変わってきます。ある程度成長してきたときの最適な剪定時期は、10月ころからつぼみがふくらみ始めるころまでの間に剪定するのがお勧めです。

剪定するときの注意点

  • 危険な枝とは

  • 定期的な剪定が必要


危険な枝とは

梅の木は固いので切った後の枝でけがをしないようにしなければいけません。切り方によっては先が尖った状態で地面に落ちたりするので、できるだけ靴の底が厚いものを履いてから剪定します。

定期的な剪定が必要

梅の木を剪定しないで放置していると、伸び放題に枝や葉が伸び放題になってしまい、日当たりも悪くなりますし、アブラムシなどの外注の餌食になってしまいます。そうならないようにするためには、毎年定期的に剪定をしなければいけません。


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