
目次
自宅で植える芝生はなんでもいいの?
場所で芝生の種類は違う
環境で芝生の種類は違う
場所で芝生の種類は違う
自宅の庭の状況を考えてから植える芝生は決めなければいけません。何でも良いというわけではありません。日当たりが良ければ日本芝が向いていますし、日当たりが悪い場所であれば、西洋芝が向いています。日陰でも十分に育つのが西洋芝で、日照時間が短いと枯れてしまうのが日本芝です。環境で芝生の種類は違う
自宅の庭に植える芝生にはどの芝を植えればいいのでしょうか?芝生には種類があり、同じ庭でも気候の違いによっても植えるのに向いている芝生の種類が変わります。気候を考えて庭に芝生を植える場合、関東より西の地域では比較的暖かい気候で湿度が高くなるので、この気候に合った芝生と言えば日本芝ではないでしょうか。 日本芝は暖かくて湿度が高い地域に植えるのに向いていて、枯れることなく長く生え続けられます。関東より西側の地域にはノシバや高麗芝がお勧めです。自宅の庭を芝生にするには何が必要
自宅の庭に芝生を植えるときに一番大切なことは土壌です。芝生を植える土壌が悪ければ芝生を植えてもすぐに枯れてしまいます。芝生を枯らさないためには庭の土壌を確認して、そのまま植えても大丈夫なのかどうかを見極める必要があります。土壌のチェックは、土質は粘度質でないか、水はけは良いかが重要です。肥料は後で混ぜ合わせれば良いので土壌の土質と水はけだけはきちんとしなければ芝生は育ちません。自宅の庭を芝生にするための下準備
庭を掘り起こす
土壌の改良
目土と肥料を入れる
庭を掘り起こす
庭の土壌が悪い場合は、まずは土を30㎝ほど掘り起こします。掘り起こした土の中に小石などがあれば取り除きます。雑草の根などがあれば取り除いて、害虫などがいれば一緒に取り除いておきます。掘り起こした土の質が粘度質であまりにも良くない状態の場合は、一旦土自体を取り除いて新しく水はけの良い土を入れてから整地します。土壌の改良
土壌の改良には砂土を混ぜ合わせます。混ぜ合わせたら平らになるようにきれいに整地します。整地するときに排水を考えて、流したい方向に向けて斜めに傾斜をつけて余分な水がそちらに流れるように整地します。目土と肥料を入れる
土壌改良を行うときに芝生に栄養を与えるために肥料を一緒に入れて混ぜ合わせます。肥料は芝生に必要不可欠なもので、入れておかないと芝生の成長が悪くなります。芝生の植え方
整地したら、後はシート芝を並べていきます。シート芝は、芝と芝の間を開けて並べていくと、張るときに枚数が少なくて済みます。その場合、隙間なく芝生で埋め尽くされるまでに時間がかかります。すぐに庭全体を芝生で埋めたいのであれば、隙間を開けないベタ張りがお勧めです。張るときに切れ目が交互になるように張ります。切れ目が揃うと剥がれやすくなるため交互に張ります。芝生と芝生の切れ目はどうしても剥がれやすくなるので目土をして埋めていき剥がれにくくします。最低限やらなければいけない芝生の手入れ
水まき
芝刈り
害虫・病気対策
水まき
張り終わると後は水まきをします。張り終わって最初にするのが水まきで、芝生に十分な水分を与えます。張ってすぐはまだ根付いていないので、根付く前に枯れないようにするためにも十分な水を撒かなければいけません。最初の水撒きをした後は、芝生が根付くまではできるだけ立ち入らないようにします。芝刈り
うまく根付いたら後は芝生が成長するのを見ていくだけです。芝生の葉が5㎜程度になると芝刈りをしてきれいに整えなければいけません。芝生の管理はこの芝刈りがメインとなります。どれだけ芝刈りをするかに芝生の管理はかかっています。芝刈りは張った芝生の面積が少なければ手動の芝刈り機でも問題ありませんが、面積が広い場合は専用の電動芝刈り機で刈ります。1年に何回も刈るので、作業軽減のためにも必要な道具です。 芝刈り機には見栄えが良いリール式と雑草も一緒に枯れるロータリー式があります。見栄え重視であればリール式を使って、雑草も一緒に刈りたいのであればロータリー式を使います。芝生の隅の方は電動では刈りにくいので、はさみを使って手動で刈ります。害虫・病気対策
害虫・病気対策を考えなければいけません。特に西洋芝の場合は害虫・病気に弱いのでその点は十分に考えなければいけません。芝刈りをこまめにすることで、芝生の葉の丈を常に一定にしていけば十分な害虫・病気対策になります。冬越しの方法
冬越しをするには、サッチ対策が重要です。できるだけサッチを取り除いてから翌春の発芽に備えます。できれば芝焼きは、表面の害虫の駆除と発芽に向けた栄養を与えるには最適な方法です。まとめ
