庭の芝生が枯れたりした場合に、芝生の張りかえが必要になる場合があります。実際に芝生を張りかえたいけど、その方法が分からないと言う人も多いのではないでしょうか!?そこで今回は、芝生の剥がし方。芝生の張りかえ方(敷き方)、必要な道具等についてご紹介させて頂きます。
芝生の植え替えは必要なの?
芝生はいったん張ると張り替える必要はないのではないでしょうか?誰もがそう思っているのではないでしょうか。実際に芝生を張ってから何年もそのままの状態でも、毎年緑の芝生に生え変わってくれます。ただし、部分的に枯れたり、今の芝生を別の目的で使いたいなど張り替えが必要になります。芝生の張り替えを行うには、今ある芝生を一旦はがさなければいけません。どんな時に張り替えが必要で、どのように芝生を剥げばいいのか詳しく見ていきます。芝生は剥がせないのではと思っているかもしれませんが、意外に簡単に芝生を剥がすことができます。
芝生をはがさなければいけないとき
芝生が枯れてしまった
芝生を張り替えなければいけない原因はいくつかあります。まず、芝生が枯れてしまった場合は周りの芝生も枯らしてしまう可能性があるので、枯れた芝生は剥がしてから新しい芝生を張ります。ただ気をつけなければいけないのが、剥がした後、なぜ枯れてしまったのか原因を知っておかなければ、新しい芝生を張りなおしてもまた枯れてしまいます。そうならないためにも芝生が枯れた原因究明は重要です。 芝生が刈れる原意にはいくつか考えられます。芝生全体が枯れてしまった場合は、土壌に問題がある可能性が高くなります。その場合は芝生を剥がした後に土壌の改良も必要になります。芝生の一部分が枯れてしまった場合は、土壌ではなく芝自体に問題があるか、日当たりがその部分だけ悪いか、整地した時にでこぼこになっていて根付かなかったため枯れてしまう場合もあります。部分的に枯れた場合には原因究明が困難で、土壌が原因なのか芝生の質が原因なのか、手入れの問題なのかをはっきりと見つけ出してから張り替えを行いましょう。
別の目的で使いたいとき
芝生を張ったけど、一部分を別の目的で利用したいと思ったときには、その部分だけ剥がさなければいけません。剥がした後に土を入れてから整地をし直す必要があります。芝生をはいだ部分だけ低くなるので水たまりができやすくなっていて、高さ調整をします。芝生の高さに合わせるために新しく土を入れてから整地しなおします。芝生を剥がして別の目的で使いたい場合は、その再利用の方法によって整地するときの目土をどれにするかが変わってきます。剥がした後に水がたまりにくいように、砂利を入れたり砂地にしたりと工夫が必要です。
芝生の剥がしかた
芝生の剥がし方は無理やり芝生を剥がしていくのではなく、簡単に剥がれるやり方があります。今植わっている剥がしたい芝生に水をたっぷりと与えて、その上に2重にした新聞紙をかぶせていきます。その上から水を撒いて新聞紙をしっかりと湿らせます。新聞紙の上にビニールシートを敷いて石などの重しを上に置いていきます。それから夏場であれば1か月半程度、冬であれば2か月半程度そのまま放置しておきます。このやり方でシートをかぶせた部分の芝生が枯れてしまいます。故意に芝生を駆らしてから剥いでいきます。 剥ぎ終わったら剥いだ土に10㎝程度肥料を撒いてもう一度ビニールシートをかぶせてから1か月ほど置きます。これで次の芝生の張り替えができる土壌の準備が完成です。整地して剥がした土壌の上に新しい芝生を張り付けていけばうまく根付いてくれます。
芝生をはがすときに必要な道具
芝生を剥がすときには無理やり剥がすのではなく、剥がせるように下準備をしてから時期を待って剥がしていきます。剥がすまでに必要な道具は、剥がしたい広さの新聞紙、ビニールシート、置石、水があれば芝生を剥がすことができます。ただ単に芝生を剥がすだけではなく、次に張る芝の成長を促すような土壌改良も同時に行います。そうすることで枯らしてしまった芝生の場合は、次に失敗する確率が低くなります。
新しい芝生を植える手順
剥がした芝生の後に新しい芝生を張る場合、剥がした部分の土壌調整が必要になります。芝生を剥がすときに次に張るときのことを考えてから剥がしていると、張るときに楽です。芝を張ったときに周りの芝生と同じ高さになるように土壌の高さを調整します。低い場合は、砂土や肥料を追加してならせば貼り付けできます。周りより高くなりそうな場合は、土を取り除いて周りの芝と同じ高さと同じようになるようにします。高さ調整ができれば、新しい芝生を上に張って、目土をしてから足で軽く踏みつけます。これで根付きしやすいようにします。最後に水を十分に撒いて張り替え完成です。
まとめ
今回は、芝生の張りかえに必要な、芝生の剥がし方・張り方等について解説させて頂きました。自分で作業を行う事は可能です。 仕事等で、時間が確保できない場合は、近くの植木屋さんや専門業者に依頼するのがおすすめです。最近では、インターネットの発達で、比較的安く作業を依頼することが可能です。先ずは、見積をして、作業を依頼するようにしてください。