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芝生のお手入れについて
芝生を家の庭に植えようとした場合、整地を行ってその上に芝生を張っていくことになりますが、芝生を張り終えて水を撒いたらそれで終わりなのでしょうか。芝生はほかの植物よりも手入れをあまりしないで済む植物ですが、植えた後何もしないで済むというわけではありません。芝生を植えた後も定期的に手入れをしなければいけません。まずは、芝生を植えてその後の手入れについて紹介します。芝生の植える時期とは
芝生の春植え
芝生の秋植え
芝生の春植え
芝生は年に2回、春と秋に植えることができます。春に植えた場合、具体的には3月の中旬から5月末までに植えるのがベストです。この時期は植えた後に芝生の成長が活発になるので、すぐに根付いてくれて夏には緑の葉を一面に広げてくれます。芝生の秋植え
芝生は春に植えるのがベストですが、秋に植えても問題はありません。秋に植える場合は、期間が短く9月末から10月末までに植えるようにします。この時期は芝生の活動が止まるので、張った芝生の上を長い期間歩いてはいけません。春と違って根が張るまでに時間がかかるため、秋植えをする場合は、発芽するまで長い時間辛抱しなければいけません。芝生の植え方
土壌つくりは重要
水はけにも注意
目土は重要
土壌つくりは重要
芝生を張ると決めたらまずは土壌作りが重要です。まずは芝生を植える土壌の日当たり・水はけ・風通しが良い場所にできるだけ張るようにします。春場所を決めたら、土壌を作るときに土壌に落ちている小石や雑草を取らなければいけません。水はけにも注意
芝生を枯らさないようにするためには水はけにも注意が必要です。できれは日当たりが良い場所に張るのが良いのですが、日陰の場合でも土壌が水はけがよくなるように排水を施すか、土壌に砂土を入れてから排水しやすいように配慮します。目土は重要
目土をいれて芝生の水はけを良くします。目土はきめが細かい土で、水はけがよく芝生の下に敷くと芝生が良く育ちます。芝を張るときに芝と芝の間に目地ができるので、そこに目土を入れます。芝生のお手入れ方法
芝生を植える
水やり
肥料まき
刈り込み
雑草の除去
芝生を植える
芝生を植えるときにはいくつか植え方があります。目地張り・ベタ張りなどありますが、どちらもレンガを積むときのように交互に芝を張っていきます。4月に目地張りをした場合、8月には目地が芝生になりきれいな緑を生やしてくれます。ベタ張りの場合は、芝生を高度に隙間なく張っていくので目土の必要はありません。そのまま張るだけで、後は水やりに注意していれば夏にはきれいな緑になります。水やり
水やりは季節によって与える量が変わります。春に芝生を植えた場合、晴天が1週間程度続いたときに撒きます。5月から6月にかけては梅雨のシーズンに入るので、基本水撒きは不要です。7月~8月の夏季に4.5日晴天が続いた場合は、たっぷりと水を撒いて夏枯れを防止します。肥料まき
肥料は重要で、4月の目だし時期にはたっぷりと肥料を与えてあげます。その後も夏くらいまで少ない量で良いので定期的に肥料を与えていきます。こまめに肥料を与えていくようにします。8月・9月は猛暑日などが続く可能性が高いので、肥料は与えすぎないようにします。そうしないと肥料焼けになる可能性があります。6月までに定期的に肥料を与えていれば十分なので暑い時期は肥料を与えるのは控えるようにします。刈り込み
芝刈りは、芝生が成長する5月から6月にかけて行います。この時に刈る面積が広い場合は芝刈り機で刈ると便利です。芝刈り機がない場合は芝刈り専用はさみがあるので、それで芝生の表面全体を刈ります。この時期の芝刈りはマットタイプの芝生の場合で1~2回程度刈りロールタイプの芝生の場合であれば、1回刈れば十分です。 7月~8月にかけては芝生が一番成長する時期なので、マットタイプで2回~4回程度刈ります。ロールタイプで1回~2回程度刈ります。9月になると芝の成長も収まり、マットタイプで1回~2回、ロールタイプで1回刈ります。10月は芝刈りの最後になり、マットタイプ・ロールタイプどちらも1回だけ刈ります。これでこの年の芝刈りは終了となります。雑草の除去
芝生の成長を促すには、水やりや芝刈りと同じくらい大切なので除草です。除草は1年間ほとんど気を付けて行わなければいけません。まず、1月に小さな雑草の地下茎ごと取り除きます。3月の新芽の時期になると、雑草もまだ成長を始めた段階なので、小さいうちにこまめに除草します。4月から8月にかけては、芝生が成長するとともに雑草も取り残したていたものが成長します。ここでは芝生を枯らさない除草剤を撒いて枯らします。9月から冬にかけては芝生が休眠時期に入るのと同じように雑草もおとなしくなります。除草する必要はありません。まとめ
