芝生が枯れてしまい、その原因が何か分からないと言う人も多いのではないでしょうか!?そこで今回は、その芝生が枯れる原因と枯れてしまった場合の対処法(対応方法)についてご紹介させて頂きます。
芝生が枯れる原因
害虫・病気によるもの
除草剤の散布によるもの
うまく根付いていなかったため
害虫・病気によるもの
芝生が害虫や病気によって枯れることはあります。害虫が芝生を食べてしまってその部分から枯れてしまうことがあります。食害中による被害で芝生は枯れます。芝生は病気によって枯れることもあります。特に西洋芝生は病気に弱くちょっとしたことで枯れてしまいます。風通しが悪い場合や、水の与えすぎ、さらに日当たりが悪いなど様々な原因で病気になります。病気になると芝生がすぐに枯れてしまいます。
除草剤の散布によるもの
除草剤により芝生が枯れることがあります。通常雑草を除去するために除草剤を使いますが、知識不足で間違って芝生も枯らしてしまう除草剤を撒いてしまうと、芝生毎枯れてしまいます。除草剤の知識を持っていなければ安易に芝生に撒かないようにすることも大切です。
うまく根付いていなかったため
最初に芝生を張るときに、土壌と芝生の間が空いてしまって芝生が浮いてしまうと根付かずに枯れてしまいます。芝生の根が浮いてしまうと水分はもちろん栄養も吸い上げることができなくなるので、最後は枯れることになります。芝生を張るときには、土壌とのバランスが一番大切です。芝生ができるだけ浮かないように張ることが重要です。
芝生が枯れた後何をすればいいのか
芝生の張り替えが必要なの?
芝生の張り替えであればどこまで張り替える
芝生の張り替え方法
芝生の張り替えが必要なの?
芝生が枯れた場合張替えという手段がありますが、どの場合でも張替えをしなければいけないのでしょうか?芝生が枯れた原因が時期によるものであれば、張り替える必要はありません。日本芝生の場合は、冬になると成長が休息して枯れたように茶色に変色します。これは枯れているのではなく休息期になっているだけなので、そのままにしていても翌春には発芽してまた緑豊かになります。 芝生の張替えをしなければいけない場合は、上記以外の害虫・病気・芝生の根が浮いたなどの場合です。枯れている芝生の部分を剥がしてからその部分を張り替えします。
芝生の張り替えであればどこまで張り替える
枯れた芝生の部分だけの張替えをすれば復活します。ただ枯れた芝生を剥いでから新しい芝生を張るだけでよい場合と、そうでない場合があります。芝生の根が浮いている場合と病気によって枯れた場合では、枯れた部分だけを張り替えれば再生します。食害中の場合は、害虫を駆除すればその後はまた復活する確率が高くなります。芝生の張替えをする必要はありません。
芝生の張り替え方法
芝生が枯れてしまった場合、張替えをしなければいけなくなったとき、どのようにして張り替えればいいのでしょうか。枯れた部分だけを張り替えるときには、枯れた部分だけを掘り返してその寸法にあった芝生の量だけを新しく張ります。枯れた芝生をターフカッターで切り込みを入れて、スコップで掘り起こします。剥がした後の土壌に目土をしてきれいに整地します。剥がした土壌に肥料も入れてから新しい芝生を張ります。
芝生の張り替え以外で復活させる方法
芝生が枯れてしまった場合でも西洋芝の場合は、若干補修方法が変わります。西洋芝の場合は種から植えていくので、芝生の張替えではなく、枯れた芝生に種を撒いて肥料を与えてから一から育てるしか方法はありません。枯れた芝生をきれいに剥がして、土壌に肥料を与えて種を均等に蒔きます。蒔いた後、水をしっかりと与えて芽が出るのを待ちます。
芝生が枯れないようにする方法
芝生が枯れる前に、枯れないようにすることが一番重要です。折角植えた芝生なので、枯れてから行動するのではなく、枯れる前に手入れを怠らないことが重要です。手入れを怠って枯れた場合は、何度張り替えても別の場所が枯れてしまう可能性があります。
まとめ
今回は、芝生が枯れた原因についてご紹介させていただきました。芝生のお手入れは、意外と手間がかかるものです。一年中適切なお手入れをしないと、枯れてしまう場合もあります。 最近では、インターネットの発達により、近くの植木屋さんや専門業者に芝生のお手入れを比較的安く依頼することが可能です。先ずは見積無料の会社に依頼し、どの程度の費用で依頼できるかを把握するのがおすすめです。